ふじりんご100%ストレートジュースが
日本経済新聞(夕刊)と石原明子さん著「味のたずね人」(マガジンハウス)で
紹介されました。

さわやかリンゴジュース

先日思いがけない縁で、上山(かみのやま)のピュアなりんごジュースを知った。
山小酒店(山形県上山市十日町7−6、〔電〕023・672・0177)で販売している「ふじりんご100%ジュース」だ。
 完熟したリンゴの「ふじ」を絞ったもので、リンゴジュースにありがちな舌に残るアクのようなにおいがなく、乳白色のレモン色のサラッとした液体である。もちろん100%のストレートジュースで、色の変化を防ぐためにビタミンCが少し添加されていると書かれていた。とりあえず氷片を浮かせて飲んでみる。ちょっと甘いかなと思うくらいの自然の甘さで、リンゴのほんのりとした香りとさわやかな色がよい。
 低価格、高品質のモットー通り、極力経費をかけない方針で、缶には手作りの赤いラベルが一枚張ってあるだけ。それがかえって新鮮に見える。ジュースの上等品はいろいろあるが、選ぶとなれば、その基準はやはり純粋な味と価格になると思う。
 昔は果物のジュースなど、今ほどたくさんあったわけでなく、果物はむいたり、切ったりして食べるもので、ジュースなどは外国映画の朝食のシーンや、病人や赤ちゃんの飲み物と思っていた。それが最近は自動販売機で買う缶ジュースから輸入品まで、いろいろなものがあるが、本当に体にしみこむような素直なものが少ない。
 たかがリンゴジュースではあるが、ここに詰められた若い人たちの食品にかけるひたむきな善意や合理性が別格の味わいに思えてくる。豊穣(ほうじょう)の余波が、カボチャやニンジンをシート状にしてしまう世の中である。このやさしい味を、いつまでも保ってほしい。12缶入りで送ってくれる。

料理研究家・石原明子さんが書かれた日本経済新聞(夕刊)・「味のたずね人」(マガジンハウス)の記事より抜粋




山形のりんごジュース

先日、新聞にりんごの消費量が伸び悩んでいると書いてあった。日本の果物の中で、食べる時期が長く種類が豊富なりんごは、私たちが気楽に食べられるフルーツであるのにと思った。ナイフでむいたり切ったりして食べる果物が、だんだん敬遠されてきたのも遠因とか。そういえば高齢化もひとつの原因かなと、自分を振り返って思った。歯が老化してくると、昔のように丸かじりというわけにはいかない。
 そこで最近は、りんごジュースを愛飲するようになった。山形県上山市から送ってもらうのは、「ふじ」100%のピュアなジュース。ストーブのそばで、またお風呂上がりに冷たいジュースをグッと飲むのは、なかなかの快感である。
 これは上山市の「山小酒店」が特別に販売しているストレートジュースで、乳白色がかったレモン色のサラッとしたもの。よくある特有のあくっぽさが舌に残らないのが特徴である。約4人分の八百五十g入りの缶。缶入りは外光を遮断するが、開缶後はガラス容器に移すと味が変わらない。

料理研究家・石原明子さんが書かれた日本経済新聞(夕刊)の記事 「味の取り寄せ便」 より抜粋


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